あらすじアテネ五輪・準決勝で南米の王者・ブラジルと対戦した日本チームは、敵フォワードのコンビネーションプレーに翻弄され前半15分で早くも2失点していた。そしてやっと訪れた反撃のチャンス、沖田は敵のフィールドに深く攻め入りながらもなぜか苦悩していた。パラグアイ戦で、轍平とプレーのイメージをシンクロさせたことが忘れられなかったのだ。そのことにより、轍平に敗北感を感じた沖田は、自分のプレーで点を返すことに固執し、強引な個人プレーをくり返すが…。