目が覚めたら森の中、そのうえ真っ白もふもふな赤ちゃん狼になっていた。ワケのわからない状況に戸惑っていると、突然光に包まれて!……目の前に全身真っ黒の男の人(とっても綺麗! )が、私を見ていました。どこまでも冷たい眼差しで……。どうやら私は魔獣に転生したようで、この黒い人が私のご主人様みたい。きびしくて冷たいけど、本当は優しい(たぶん)ご主人様を私は大好き。ずっと一緒にいたい!でもそれには『契約』を結ばなくちゃいけないようで……えっ、人型をとれないと契約できない?とりあえず特訓!? でも私、赤ちゃん狼なので、そんなの無理ですご主人様!ちょ、ご飯抜きとか言わないでー!――これは赤ちゃん狼の私が、ご主人様にしごかれつつ、立派な召喚獣になる(希望)お話。