上野原動物園のペンギン舎の中では、ペンギンたちが可愛い動きで客を楽しませていた。そこへ閉園のアナウンスが流れ、さっきまで演技していたペンギンたちは一斉に帰りだす。中途採用でこの動物園へやって来たギンペーは、もっと客を楽しませるために毎日リハーサルしようとペンギンたちに提案する。しかし、ペンギンたちは勤務時間外に働くのを嫌がり帰ってしまう(第1話)。▼ギンペーたち動物は動物園に勤めている。4時半の閉園を迎えると、秘密の地下鉄を使って秘密の街にあるそれぞれの家へ帰っていくのだ。ギンペーは家に帰るとその日のVTRで仕事内容を確認し、よりよい工夫を日々考えていた。その日、ギンペーはマフラーをしたまま檻に入ろうとするが、飼育係の加藤さんに普通のペンギンらしくしろと叱られてしまう(第2話)。