小日向虹架は小学6年生。ホントは12歳だけど、16歳といつわって女優活動をしている。それは、受賞対象が16歳以上の、その年もっとも輝いた女優に贈られる賞「ダイヤモンド・プリズム賞」をとるため。なぜ虹架はそうまでしてこの賞がほしいのか----その理由は、虹架を産むために芸能界を引退した、今は亡き母で伝説の大女優・藤宮沙織がほしかった賞だから。
いよいよ始まったダイヤモンド・プリズム賞の審査。虹架は、ついに最終候補者3名のうちの1人に選ばれる。虹架のライバルになるのは、若手ナンバー1女優の名をほしいままにしているRIAと、そのRIAと子役時代に人気・実力を二分したという伝説の子役出身のちづるの2名。
ついに最終決戦の火ぶたは切って落とされた!
夢に向かってまっすぐにがんばる虹架たちの姿が胸を打つ、キラキラ☆芸能界サクセスストーリーの第6弾です。