あらすじ「世の中を明るくする本……」「それぞれの話が小さなドラマの世界をつくり出し、最後のサゲで思わずニヤリとする……」「事実は小説よりめずらしい……」と、褒めそやされる「ちょっといい話」シリーズ。「しみじみ思うのは、元来みんな人間は善良だということである。多くの人が、ぼくの本をたのしんで笑ってくれたらしいので、ホッとしている」という著者の、長年の交友録やとっておきのメモから選びぬかれたエピソードは、ますます冴える語り口にのって、読み出したら止まらない。