あらすじ麻生宗太郎・七重夫妻に二人目がうまれた。いままで一人っ子で育ってきた花世はさみしさに、東吾を慕って「かわせみ」をせっせと訪れるが……おてんば花世が大きな子分をつくる「花世の冒険」。畝源三郎の長男・源太郎と花世が遊んでいると殺人事件に遭遇、幼い花世が思わぬ活躍をみせる表題作。江戸時代にもねずみ講が? 「江戸の節分」。そのほか「マンドラゴラ奇聞」「残月」「薬研堀の猫」「福の湯」「一ツ目弁財天の殺人」を収録する人情捕物帳シリーズ第19巻。