「イギリス版『AMETORA』。大推薦!」――デーヴィッド・マークス(『AMETORA』著者)「メンズウェアに関する最良の1冊」―― ニック・サリヴァン(「Esquire」(エスクァイア誌)カリスマ編集者)60年代のファッション革命を可能にした、店主、店員、仕掛け人、デザイナー、ロックスターたち……。メンズファッションをケーススタディに、伝説のロックジャーナリストが、流行の変遷を詳述した傑作ノンフィクション。保守的な紳士服業界が変わっていくさまと、変革の時代を創造し、サバイブした人びとに焦点を当てた名著。英語版は10万円以上で取引されてきた書籍『Today, There are No Gentlemen』が、ファッション大国ニッポンで復刊!<目次>解説 文化がどのように変化していくのかを60年代をケースにたどった名著W・デーヴィッド・マークス序文 流行はどこからやって来るのか?1章 戦前――ダンディ、耽美主義者、ボヘミアン2章 セシル・ジーとチャリング・クロス・ストリート――ファッションを生み出した男3章 ニュー・エドワーディアン――過去への回帰4章 テッズ――ティーンエイジ・カルトの誕生5章 サヴィル・ロウとメイン・ストリート――おしゃれに見えすぎてはいけない6章 イタリアン・ルックとカジュアルウェア――黄色い靴下はもう流行(イン)じゃありません7章 チェルシー――ファッションの中心地への歩み8章 カーナビー・ストリート――ブティックの誕生とビートルズ9章 ハーディ・エイミスとピエール・カルダン10章 モッズ――カルトから流行へ、そして……11章 長髪とミック・ジャガー12章 ダンディたち――上流階級の新しいエリート主義13章 〝男性ファッション〟の登場14章 大衆向けファッション――変化はチェーン・ストアから15章 カーナビー・ストリートの現在――観光客のほかにだれが買う?16章 ヒッピー――カルトからビジネスへ17章 デザイナー――現代のまじない師たち18章 英国のヒッピー――アメリカ人による模倣の模倣19章 キングス・ロード――洗練された観光地として20章 マイケル・フィッシュの影響――最後のスウィンギング・ロンドン21章 スキンヘッド――労働者階級の反動的ファッション22章 緊縮――無意識に変化する人々23章 サヴィル・ロウの現在――消えゆく職人たち24章 新しいスーツを買うたびに索引