サイモン&ガーファンクルの青春の日々。 そして、ソロシンガーとしての成熟と孤独。 世界のビートを求める旅。 「自伝は絶対に書かない」と公言してきたサイモンが、信頼をよせる著者とともに作り上げ、 ツアー引退とともに刊行された、決定的な一冊。重要曲については歌詞を掲載し、ポール自ら、その背景を語り、 レコーディング手法については、S&G時代からのエンジニア兼プロデューサー、ロイ・ハリーが証言した、 クリエイターも必読の書。 本書に寄せられた推薦コメント 天才の創作の秘密や名曲誕生の秘話はもちろんの事、ポールの恋愛遍歴までが今まで公表されていたものを上回る取材量で詳細に明かされていて、ファン必読の一冊だと思いました。長身でハンサムなロッカーへのコンプレックスやアート・ガーファンクルとの確執も包み隠さず書かれ、それすらもポールの人間的な魅力だと感じました。彼の秘密が明かされてなお一層、私のポールへの愛は深まりました。――柴門ふみ(漫画家、エッセイスト) 高3の春、とあるアマチュアフォークコンテストで桜井に出会った。ヤツがすでに「ボクサー」や「早く家に帰りたい」をはじめ何曲もアート・ガーファンクルのパートを歌っていたこともあり、僕は夢中になってポール・サイモンの歌パートとギターをコピーした。桜井と坂崎なのでS&GならぬS&Sがそこで生まれた。その後、一緒に演ることとなった高見沢は「本家より本家っぽい」と言ってくれた。彼こそがS&Sの最初期のファンなのです。――坂崎幸之助(THE ALFEE)