テレビ局の制作現場を舞台に繰り広げられる、一般的な男1名+一般的な女1名+猟奇的な女1名=安らがない「仕事と恋の三角関係」。安らがないのは猟奇的な女のせいか、それとも一般的な男女のせいか…? テレビ局の制作現場で日々忙しく働くゆみは、同じ番組のAD・羽柴に好意を抱いていた。ふだん口数は少ないが、仕事はキチンとこなし、人当たりも良い好青年。だがある日、ゆみは羽柴の意外な過去をふたつ知ることになる。ひとつは羽柴が東大中退、アメリカで学位を取った元エリートだったということ。もうひとつは、配属されたばかりの社員AD・チカコと彼が中学時代に付き合っていたことで…。