あらすじ明治3年、北海道。元幕軍兵士の佐々木と早川は新政府の追っ手から逃れるため、石狩の山中に身をひそめていた。厳しい冬をなんとか生き抜くふたりが、ある日獲物を仕留めて小屋に戻ってみると、そこはすっかり荒らされていた。その夜、食事を終え床についた彼らは、またも小屋に侵入してくる何者かの気配で目を醒ます。暗がりのなか、彼らの目に飛び込んできたのは、巨大にして凶暴な熊だった…!!