朝、礼子が出勤してくると、外車で送られてきた女が一足先にとんぼり署に入っていった。彼女は捜査一課へ配属されてきた新人・忍ヶ丘しのぶ。初対面から挑戦的なしのぶの態度に腹を立てる礼子。しのぶは新人にもかかわらず、すっかり捜査一課を取り仕切り、強盗事件の捜査を着々と進めていた(第1話)。▼コップ一杯のお酒でベロベロに酔っ払った礼子が次の日目を覚すと、そこはしのぶのマンションだった。礼子としのぶが朝食をとりながら見ていたテレビでは地上げ屋によって立ち退きを迫られ嫌がらせを受けている老女の姿が放映されていた。それを見て「そんなにお金が欲しいのかしら…」と言うしのぶに怒った礼子はそのままマンションを飛び出す。出勤し、パトロールについた礼子はイライラした気持ちを乱暴な運転で晴らすのだった。一方しのぶは礼子に怒られたことが気になりテレビで映されていた老女の家を訪れる(第3話)。