ことりの留守中、前夫・杉本がことりとよりを戻しに来た。5年前に別れたきりの娘・ひなを思い出して悲しむことりを、恋人・ヒビキは優しく慰める。ことりは、リスト・ドゥ・マリアージュ(招待客が一覧表から選んだ食器を新郎新婦に一つ一つプレゼントするシステム)用の食器を大量発注するが、既にライバル社「HANADA」は東京周辺の式場全てとリスト・ドゥ・マリアージュの提携をしていた。(第35話)▼「HANADA」にリスト・ドゥ・マリアージュを乗っ取られたおかげで、「リトル・バード」は対策に頭を抱える。さらに「HANADA」は、「リトル・バード」が独占契約を結んでいるイタリアの食器会社にまで手を伸ばそうとする。そんな時、一人で「リトル・バード」に来た娘・ひなに、ことりはつい洋服まで買ってあげてしまうのだった。その後ひなを迎えに来た杉本に、ことりは「二度と来ないで」と言い渡すのだった。杉本に連れられて帰っていくひなは、ことりが母親とは一言も告げていないにもかかわらず、母親だとちゃんと分かっているようだった。(第36話)▼「HANADA」が自由が丘周辺で通販を開始し、「リトル・バード」ますます窮地に追い込まれる。そして余った在庫を買い取るという花田の申し出を受けることにする。そんななかで夏子は、地方営業に出ることを提案する。一方「HANADA」が「リトル・バード」から横取りしたイタリアの食器会社が、「HANADA」との取引を中止したのを機に、「HANADA」の社員は全員花田から寝返り、花田は社長を辞職させられることに…。(第37話)