あらすじ毎日欠かさず稽古を見に来てくれる清水のおじいちゃんが、今朝はこない。心配した逆波が様子を見に行くと、部屋で倒れていた。そのまま入院することになったのだが、最後まで逆波の相撲を見続けたいと言って、すぐに退院してしまう。実は病に蝕まれていたおじいちゃんは、もう永くはない。何も知らない逆波は、おじいちゃんが見守る中、次々と勝星を挙げていく。逆波はおじいちゃんとともに、十両の全勝優勝を賭けた一番にのぞむ。逆波は見事優勝。それを見届けて、おじいちゃんは息をひきとるのだった。