織田信正――通称帯刀一部の資料にしか名を残さず、一般的にはその存在を認められていない織田信長の“幻の長男”である。弟の家臣として生きることを選び、村井重勝と名を変えた彼は、戦場で、内政で、獅子奮迅の活躍。織田家は再び、攻勢に出た。存在しないはずの“幻の長男”は、日本の歴史を大きく変えていく――!!天下統一を目前に控え最後の武将越後の軍神、『上杉謙信』が立ちふさがる!!戦のない平和な世界を帯刀はつかみ取れるのか――4.5万文字の書きおろしで、WEB版とは違う織田家の真・最終決戦をしかと見届けよう!これが戦国IFエンタメ最終巻の第七巻也!!