あらすじ体育科と普通科のある私立桜花高校は、文武両道のほまれ高い県内随一の名門校。修二は水泳の実力を買われ、特待生として桜花に入学した。2年生になったばかりの修二だが、腰を痛めて水泳部の練習をさぼり気味。退部しようかと悩んでいたところへ、新入部員として若林千夏がやってきた。千夏は修二の中学時代の同級生で、修二が水泳を始めた動機でもある初恋の人だった。わけがあって、浪人して桜花に入学した千夏だったが、過去を知る修二に出会い動揺していた。