「教える」から「気づかせる」へ5000人以上のリーダー、その組織を変えてきた、エグゼクティブコーチが驚きのマネジメント法を初公開!自分で「答えに」気づいた時、部下は劇的に成長する。大事なのは「教える」ではなく「気づかせる」というプロセス教えても、説明しても、怒鳴っても、部下が変わらなかったのは、そこに「気づき」が起こっていないからです。「気づき」というのは発見であり、大袈裟にいえば「見ている世界が変わる」こと。「今までこれが正解と思っていたことは、正解じゃなかったんだ」「相手に問題があると思っていたけど、そうじゃないのかもしれない」と、これまで思い込んでいた解釈や常識、世界の見え方がまったく違って見えるのです。「気づき」が起きると、人は自然と変わり出します。他人に言われた言葉ではなく、自分の内側から確信した答えなので、そのエネルギーは他人に言われた指示やアドバイスの比ではなく、自分を突き動かす力になっているのです。人は視点が変われば、行動も変わってきます。有効な気づきが生れると自主性が増し、発想力や思考力が高まり、「自分は、本当はどうしていきたいのか」と考えられるようになっていきます。多くのリーダーは、部下が「自分で気づくこと」の大切さに無頓着、あるいはどうすればいいのかわからないので、結果的に本人任せにしています。もちろん、気づくかどうかは本人次第です。しかしながら、「部下が自分で気づく」ためにリーダーができることがたくさんあるのです。―本文より