脳科学者・茂木健一郎氏、哲学者・小川仁志氏、絶賛!!「システムの限界を知るためには、その本質を理解しなければならない。本書は、資本主義の最良の教科書でもある。最高の知性が描く新時代の見取り図が、ここにある」脳科学者 茂木健一郎氏「この本は経済成長にまつわるすべての神話から、私たちを目覚めさせてくれる。物質から生命へ、エントロピー増大から減少へ。大胆不敵な視点の転換。2018年、誰よりも早く本物の未来を知りたい人必読の書!」哲学者 小川仁志氏中世から近代への歴史を探ると見えてくる崩落への道筋とその後の社会システムとは?日本経済は資本主義の先行指標である技術革新が生産性を低下させるパラドックスとはなぜ資本主義と近代科学は限界を迎えたのか経済と自然は密接につながっている不思議な事実近代は秩序を喪失し自由を獲得した時代世界は不安定化し秩序崩壊に向かっている日本が新たな時代において先行モデルになるなどの大胆な視点の転換により本書は、なぜ技術革新によっても生産性が上がらないのか、その謎を解く。謎を解くための手掛かりとなったのが、「エントロピー」である。さらに歴史を俯瞰して、近代の資本主義がどのような時代背景のなかから生まれてきたのかを探り、資本主義が最終的に崩壊する運命を辿らざるをえないことを、歴史の文脈から読み解いている。資本主義はなぜ終焉を迎えることになるのか?その後の新たなシステムとはどのようなものか?混沌として先が見えない時代にあって、確かな未来を見通すための手掛かりがつかめる。