◇あらすじ僕は、突然の雨に降られて、地下通路に駆け込んでいた。少しだけ雨宿りをして、様子を見ることにし、少し落ち着いてきた時……。通路の奥の方で何か聞こえてきた。人の呻きだろうか。地下通路の奥から聞こえるのは、女性のただならぬ声。(まさか……こんなところで?)いくら人通りが少ないとはいえ、真昼間からふしだらなことをするなんて大胆すぎる。(ほ、本当に……えっちなことをしているのかな……?)僕は、足音を忍ばせながら階段を下りて行った。息を殺して通路の奥を覗き込む。(うわっ……。本当にしていたっ)あおむけになった男の上に女がまたがり、腰をふっていた。その女の人は激しく尻肉を弾ませている。二人とも衣服は身に着けているので、結合部そのものは見えないが、間違いなく男女の行為におよんでいるはずだ。人通りが少ない地下通路とはいえ、誰に見られるとも知れない公共の場で交わっているとは……。「もうっ……限界ですっ」女性の淫奔な腰づかいに、男の方が音を上げる始末だ。「まだよっ、もう少し……。若いんだから、もう少し我慢なさい……」男をたしなめる女性の声を聞いて……ふと僕は思った。(あれ……この声、どこかで聞いたことがあるような……)はっとした。『どこかで聞いたことがある』どころではない。毎日聞いている。(ママっ……)「ああぁ……んあぁ……んはぁっ……あんっ……。いい……若くて元気な『男』……とってもいいわっ」いたたまれなくなった僕は、その場から駆け出していた。◇ヒロイン名前:関島志摩子(セキジマシマコ)サイズ:T154/B95(G)/W59/H90“薫”の母親。おしとやかで、清楚。早くに夫を亡くし、女手一つで、“薫”を育ててきた。高級住宅街に居を構え、資産家の娘にして、華道とクッキングスクールで生計を立てているセレブ。非常にしとやかな反面、亡くなった夫に開発された快楽が忘れられずちょくちょく若い男を食べるようになる。普段は、聖園仮面で隠しているが、実は快楽主義者。最近男らしくなり夫に似てきた“薫”を、女の目で見てしまう自分がいる事に気が付いている。◇主人公名前:関島薫(セキジマカオル)マザコンで、母“志摩子”のことをとても慕っている。意外と純情で、母を女としてみてはいません。押しに弱く、幼く見える風貌から、年上の女性たちから可愛がられる存在。※注意この書籍は、文中に現れる選択肢をタップごとにストーリーが変化する「アドベンチャーゲームブック」を含んでいます。選択肢をタップせずにページをめくると表示される警告文を無視して進みますと、現在、読んでいるストーリーの文脈とは、関係ない文章が表示されますので、ご注意下さい。