あらすじ受け継がれるべき出版人の遺伝子。「本を生み出す」という目的のために、様々な障壁をものともせず、未来へとつながる道を切り拓いた人々がいた──。編集者、翻訳権エージェント、著作権コンサルタント、児童文学作家として歩んだ著者による、個人史としての出版史。様々な出来事に直接間接に関わってきた著者がはじめて明かす「そのとき何が起こったか」。混迷の時代を一歩ずつ踏み分けてきた先人たちの足跡は、大変革期の真っ只中にある現在の出版界への大いなる指針となる。