学びの最高峰である東大、ハーバード大学院で学んだあと、30カ国以上を訪問して、国連機関の幹部や各国政府の首脳、国際的に影響力のある研究者と会ってきた著者、本山勝寛さんはこう言います。今までは、決められた時間に、決められた場所(学校や塾や職場)で、決められた教師(上司)から、決められた知識を伝達するという、「教える」ことが中心の「教育の時代」でした。しかし、技術発展のスピードが加速し、国際化が進展するなかで、学校で教えられた知識では到底たちゆかなくなり、教えられたこと以上に、自ら学び、吸収できる人だけが生き残れる時代になっています。私がこれまで出会ってきた世界のトップエリートに共通する学びの本質。それは、3つに集約されます。新しい世界を見出す「好奇心」物事の本質を見抜き、自ら考え抜く「思考力」形あるものを生み出し、失敗しても結果を出す「実現力」本著では、常に成長し続ける人が実践している「学び方」について、ひも解いていきます。