子どものためなら我が身を削って支えてやりたい。そんなお父さん&お母さんに読んでいただきたい本です。この本を手にとっていただいたお父さんやお母さんの中には、「子どもの成績のことで大いに頭を悩まされている」という方がいらっしゃるかもしれません。どうしてこの子は勉強ができないんでしょ。こんな成績のまま大人になってしまったら……。なかには、子どもの将来を不安に思うあまり、イライラが転じて、つい手を出してしまったという人もいることでしょう。でも、心配しないでください。子どもの成績が悪いのは「頭が悪いから」ではないのです。むしろ、今、成績が悪くても、大丈夫です。なぜなら、勉強ができるできないは、生まれつきの頭の良し悪しで決まるわけではないからです。では、子どもの学力が伸ばすものとはいったい何なのか。お父さん&お母さんが抱く、この素朴な質問に答えたのが本書です。大きく、以下の話を紹介しています。1.学力アップに直結する「勉強のやり方」と「勉強の続け方」(復習継続法)2.学力アップを支える生活習慣と子供との接し方■勉強法について本書で紹介している勉強法は復習継続法と呼ばれるものです。読んで字のごとく、復習を毎日続けていくという家庭学習の方法を紹介しています。知識を定着させるためにどういう行動をとるべきなのか、どういう順序で行動すべきなのか、継続させるために何を取り入れたらよいのかなど、「わかる」ということに重点を当てたやり方を、絵本テイストで紹介しています。「復習を毎日やる」ということは、ある意味、当たり前に映るかもしれません。でも、その当たり前の作業をきちんと正しくこなせている人はどれだけいるでしょうか。「当たり前のことだからこそ、しっかりやるべきことである」ということを知っていただきたいと思います。■勉強法以外の話について子どもの学力伸長をサポートする話を取り上げます。具体的には、生活習慣(どういう部屋で勉強するのがいいのか、育脳につながるマル秘食材、三点固定主義と呼ばれる生活リズム)と、子どもへの接し方(ほめて育てること)について、おもしろくもあり、ためにもなる話を紹介しますあなたの子どもには、無限の可能性があります。その可能性を広げるためにも、お父さん、そして、お母さんが子どもを支えてあげてください。子どもの力を伸ばしてあげてください。