あらすじ安倍首相が就任以来、積極的な経済外交を繰り広げている。東南アジアやトルコ、東欧諸国など数多くの外遊を行い、インフラ輸出に道筋を作り出している。元みずほ総研首席研究員の筆者は、こうした積極的なトップセールスを評価する一方、経済に傾き過ぎる外交姿勢に苦言を呈し、あらためて外交の本来の意味を指摘している。内容:わが国を取り巻く経済環境の変化▽安倍首相の「経済外交」の実績と成果▽今後、積極経済外交に望むべきもの、など