あらすじ11万人の死者、200万人の難民を生み出した泥沼のシリア内戦。化学兵器が使用され、シーア派・スンニー派の対立などにより周辺諸国を巻き込んだ戦争の恐れも指摘されている。一方、この危機を前に、国際社会では米仏英とロ中の対立が顕在化している。中東と国際政治が専門の著者が、この危機を巡る国際社会の対応を検証し、国際協調の必要性を解説する。内容:シリア危機拡大のリスク▽リスク連鎖の脅威認識▽隠れている脅威の認識▽「保護する責任」と国際協調、など