あらすじ齋藤磯雄、中井英夫から始まって、吉行淳之介、そして多大な影響を受けた三島由紀夫のほか、野坂昭如、大江健三郎など、現代作家に至る日本作家十七人についてのエッセイをすべて収録した〈下巻〉。とくに三島由紀夫論は二〇作にのぼり、まとめて読むことができる初めての機会。既刊『澁澤龍彦書評集成』と合わせて、日本文芸批評および現代批評を網羅する文庫オリジナル集成。