あらすじ【たったひとつの『石』が歴史を変えた】スコットランドのエディンバラ城に宝物として収められている「運命の石」。この石は、ブリテン島北部がスコットランドと呼ばれるようになる以前から存在しており、その地域を治める王たちの戴冠の儀式に用いられてきた。本書では、スコットランド人が信じてきた「運命の石」の伝説を辿ることで、ブリテン島北部がスコットランド王国と呼ばれるまでの苦難や、イングランドの侵略と独立戦争、そして現代の独立運動の高まりまで、スコットランドの歴史を通覧する。【推薦】佐藤賢一氏(作家)「運命の石、ブルース、メアリ、ジェームズ一世――キーワードでスコットランド史がよくわかる。」