あらすじドワーフの国でまた一つ、世界七大ダンジョンを攻略したマルス。目的の禁忌の魔本を手に入れる事はできなかったが、落ち込んでいる暇はないと自らを鼓舞していた。この長い旅の中で、多くの出会いと別れを経験し、更に目的意識を高めたマルスだったが、たった一つ気がかりなことがあった。風の噂で聞いた、一人でダンジョン攻略をしているという謎の男《漆黒》――この存在に、なぜか嫌な予感を覚えていた。そんな中、一行は遥か昔に滅ぼされたというリリアの故郷・世界樹の森へ向かうことに。だが、その道中に立ち寄った海で、美しい人魚・シオンと出会う。 「助けてください……!」 事情を聞いた一行は、海底ダンジョンへ向かう事になるが――。