あらすじテンとカイは尾張の晴明神社を訪れていた。そこで、カイはテンが投げた「謎」の占星盤を追っかけて、崖下に転落。小生意気な少年に出会う。名は竹千代。どうやらどこかから出奔(家出)してきたらしい。カイは竹千代の素性を知る者を探すため向かった市で、ガラの悪い行商人に絡まれている吉法師というひとりの立君(娼婦)を助けた。ところが、その立君は意外な秘密と恐るべき呪力(チカラ)を持っていた……。