ユニークな商品づくりで愛される飲料メーカー「月夜野ドリンク」で、知的財産部の一員として働く藤崎亜季。異動して早々に、商標乗っ取り、パロディ商品訴訟と課題は山積み。懸命に仕事に向き合うも空まわり、上司で弁理士の北脇に怒られてばかりだった……。しかし最近は着実に成長中で、早く一人前になったと認めてもらうべく、知財部での仕事にますます奮闘している。そんな亜季だが、社員みんなの汗と涙と努力の結晶を守り抜く「知財部」のお仕事に、待ったは無し!? 人気商品の立体商標や、知財と絡む複雑な社内政治の行方など、一難去ってまた一難。さらに大きな壁が立ちはだかって……?