あらすじレンが最期に渾身の力を振り絞って拡大させた精神波(オーラ)は子供たちの眠れる感覚を目覚めさせた。それまでの人間とは明らかに違う「超感覚(Pナーヴ)」を身につけた「新世代(ノーティ)」と呼ばれる若者たち。特にタナトスと呼ばれる少年に率いられた「魔族(アスラ)」というグループは徐々に勢力を伸ばし、国連を脅かす存在となっていた――。そのころ、イサミは進化科学研究所でエレンの成長を見守る日々を送っていた。人一倍優れた「超感覚(Pナーヴ)」と無邪気な子供の表情を持つエレン。だが、時にその瞳が緑にかわることは知らなかった。