あらすじ小国の王女ファティマは、大国の後宮で人質として暮らしていた。そこで病弱な五つ年下の皇子ナミルと知り合い、世話係となる。三年が経ち、十七歳になったファティマは国王の妾妃となることに。準備を進める中、ファティマは歳をとらずに延々と眠り続ける奇病にかかってしまう。ある日、眠りから目覚めると、自分より年上の二十歳となったナミルがそこにいた。立派な貴公子に成長した彼にドキドキしてしまい、熱心な求婚を拒めずに抱かれてしまうが…?