あらすじ斉が神火の中に消えてから、ひと月あまり。明琉、香樹たち神魂を継ぐ七人の「神子」は、八魔途を開き現世に満ちた魔獣を退治する日々を送っていた。この間、明琉の指導者となっていたのは香月。ふたりの間には新たな主従関係が芽生え、結びつきは急激に深まっていった。そんな時北九州市上空に、陽炎のような七色の光に包まれた浮遊都市・神都が出現した。神都が見える時は、倭の地が終末に向かう時だという。滅びはいまや夢ではなく、神都に乗って現代の神子たちに迫りつつあった。※あとがきは収録されていません。