あらすじ闇の一族「天望」の末裔に生まれ、実の母に命を狙われる少女・羽月。さらに逃亡先で追っ手として現れたのは、ひそかに想いを寄せていた兄の塔埜だった。複雑な感情に揺れながらも、兄に導かれ謎の男・遠王と行動をともにすることになる羽月。自分を保護してくれていた由和の制止を、遠王に「操られた」力で振り切り、やがて現環島という孤島を訪れる。そこで羽月は奇妙な既視感に襲われるが――。※あとがきは収録されていません。