あらすじ兄・塔埜は去り、弟・生駒を<ククリとシシン>の力によって亡くした。その悲しみを癒す間もなく、羽月は、紫子たちとともに天望から身を隠すため、京都へはいる……。「自分のシシンは誰か?」その問いかけに、羽月は答えられなかった。主人を知らない<シシン>は、いつか暴走する。紫子の話から、そう悟った羽月。彼女は、自分のシシンを探すため、紫子の手を借り過去の意識へ遡るが……! ※あとがきは収録されていません。