あらすじ透緒呼と九鷹が獅伊菜の城の地下牢に放り込まれて幾日かが経っていた。「清和月に戻れ」と説得する九鷹だが、透緒呼は帰還を拒否していた。もう戻りようのないところまで来ている獅伊菜を放っておけないのだ。地下牢におりてきた破斬公子・骸の傍若無人な振る舞いに、透緒呼の怒りが爆発する。その時、骸の手の一振りで、透緒呼を切り裂こうとする風が、鎌のように曲がって叩きつけてきた! ※あとがきは収録されていません。