「――金魚、飼っていい?」ある日、専業主婦・24歳のさくらは夫に勇気を出して尋ねてみた。しかし夫は「好きにすれば?」と冷たい返事。熱烈に恋われて結婚したのに、最近の夫からは愛が感じられない…。心が沈む時、さくらの足は自然と商店街の「金魚のとよだ」に向かう。金魚を見に通うさくらを店長はいつも笑顔で迎えてくれて。大ヒットコミックスの第1作目を小説化。悩める妻の禁断愛…! 【収録作品】金魚妻 平賀さくら・24歳 専業主婦 あの日、私は金魚が欲しかった――。(「小説 金魚妻」より)※この電子書籍は「小説 金魚妻」を話ごとに分冊化した商品です。