あらすじ山桜の神・陽春妃の事件から数ヵ月、ちまたでは猟奇的な通り魔事件が続発している。神名を読むことができる女子高生・葉月のもとを、彼が再び訪れた。夜薙王――葉月に真の名を預けた、少年の姿をした桜の古木の神。夜薙王の話によると、森に結界が張られ、本体の桜の木に戻れなくなってしまったという。森に出かけた葉月と夜薙王は、少年と、人ならざる気配を放つ美女に出会うが…!?