魔力枯渇の禁断症状。それは――。 「大きくなったら、私をお嫁さんにしてね、昴(すばる)お兄ちゃん」 昴は人類最強の歩兵としてかつて従軍していたが、いろいろあって今はふつうの男子高校生。 ある日、四女・紅葉(もみじ)が魔力が枯渇(こかつ)して禁断症状――【欲情】が出た状態で昴のもとへ降ってきた。 魔力の供給方法は、供給源の昴との肌と肌での肉体接触…というか、撫でたり揉んだり摘(つ)まんだりすることで…。 「これは医療行為、これは医療行為、これは医療……」 あの日交わした妹との“約束”を果たすため、人類の敵と己の理性に力の限り立ち向かう! 限界ぎりぎりエロティックアクション! 第5回集英社ライトノベル新人賞《特別賞》受賞作!!