あらすじ自分以外の職員は全員妖怪の幽冥推進課で働き始めて六ヶ月目の夕霞。憧れの正規職員を目指して奮闘する彼女の次の仕事は、「空家バンクに掲載された心霊写真の正体を確認し、地縛霊なら交渉してご退去いただく」というもの。「いつも通りの仕事ができるのは幸せなこと」という意味ありげな課長の言葉を不思議に思いつつ現地に向かい……(一章)。土砂崩れ現場でのトラブル対応に向かった夕霞。そこで出会ったのは、家族を想って餓死した子供の霊で……(二章)。この国に暮らす人々が遺した想いを描く、笑えて泣ける心霊お仕事コメディ、波乱の第六弾!