あらすじ安内市を騒がせた怪奇現象も、異界の入り口を閉じたことで解決する。御霊部(柊一)やヤミブン(誠志郎)も去り、漫研に所属する早紀子と萌は部誌の発行のため原稿に取り組んでいた。そんな萌の描く作品は、安内市の城主の息子・じゅあんを主人公にしたものだ。だが、話を作ったことで闇に潜む「なにか」の気配が濃くなって…!? 安内市のその後を描く『死の影の谷』に加え、短編『胡蝶の城』、『水底からの声』を収録。