あらすじ母を喪い、双子の妹は宮仕えへ……独りぼっちで残された中流貴族の娘、紅葉に救いの手を差しのべてくれたのは、乳兄妹である左大臣家の兄弟・斎と周だった。しかし、紅葉を邸に引き取ったふたりは「どちらかを夫に選べ」と彼女に迫ってくる。幼い頃から彼女に恋い焦がれてきたふたりに、ひたむきな情熱をぶつけられ、無垢な身体を拓かれていく紅葉。ふたりから同時に愛されるという禁断の悦楽に溺れてしまって――!?