あらすじ母を亡くし、継母たちに虐げられているラティヤ。つらい日々の中で、心の支えは母の言葉と、踊りだけ。だがある日、ラティヤは奴隷として売り飛ばされてしまう。彼女を法外な値段で競り落としたのは、美しすぎる一人の男――。アルザークと名乗る男はラティヤを宮殿のような豪邸に連れていく。何をされるのかと怯えるラティヤを、彼は、「寵姫のふりをして」と優しく抱きしめて…? 彼は一体何者!?