あらすじ「なんでもないものが、なんでもなくごろんところがっていて、なんでもないものと、なんでもないものとの間に、なんでもない関係がある。」(『定義』所収「なんでもないものの尊厳」より)。谷川俊太郎の詩作のすべてを一望する21世紀初のアンソロジー。第2巻は『コカコーラ・レッスン』『はだか』など22冊の詩集より、散文詩、ひらがな詩、わらべうたなど詩の沃野をきり拓いた中期の代表詩を精選。