競争社会で思うように力を発揮できない人は、成功に至るまでに時間を必要とし、日常生活においてもスロースタートな体質であることが多い。漢方の世界ではこれを「虚証」といい、逆に早期から活発に能力を発揮できる体質を「実証」という。現代社会では全力で働くことを是とする実証型の構造となっていることから、虚証体質の人は学校や会社でマイナス評価にさらされがち。そこで自分の体質を知り、適切な選択ができれば人生が大きく変えられる。漢方の見地から、中高年からでも才能の開花と生活の質を高めることが可能な生き方を漢方の名医が伝授。【目次】はじめに/第一章 人生後半にこそ、花を咲かせる方法がある/第二章 「後半追い上げ」型の人生はこうしてつくる/第三章 あの有名人はなぜ遅咲きなのか?/第四章 自分の“生き型”をつくれる人がうまくいく/第五章 人生後半を楽に過ごすための養生術/第六章 歳をとっても楽しめる人生設計/おわりに