あらすじ30歳の若き弁護士・梶原藤子は、弁護士会から派遣される「当番弁護士」として事件に係わることが多い。だが、被疑者たちは、なぜか誰もが担当の彼女に真実を言おうとしない。そんな“不遜な”被疑者たち、そして、一筋縄では行かない事件。苦闘する藤子の力強い味方とは――? 下町生まれの熱血女性弁護士の仕事と恋を描く、人情味あふれる異色の連作ミステリー。