ホワイトルーキーズ 2

既刊(1-4巻)

ホワイトルーキーズ 2

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1,400
【電子版のご注意事項】※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。現役医師が書くコロナ禍の医療現場に大絶賛!「他人の不幸で金儲けして…」。暴言暴力も緊急オペも超リアルな青春物語第2弾!北海道の『空知総合病院』で働く研修医四人は、研修開始から三か月がたち、本格的な夏を迎えようとしていた。少しずつ医療現場に慣れつつある彼らであったが、新たな科に配属になるや否や、超緊急帝王切開が必要な妊婦が救急搬送されてくる。母子に命の危機が迫る中、産婦人科医や小児科医たちが必死で母子を救おうとするのに対し、研修医の清水涼子はなすすべもなく立ち尽くすばかり。彼女はなにもできない無力さを痛感し、病院という場所で働く重責を再認識する。やがて清水は様々な患者の姿を目の当たりにして、母親と父親、そして子、家庭の在り方について考え始める。自分の家族関係と重ね合わせながら。小児科に配属された風見司もまた、初日から厳しい出産に立ち会って自分の未熟さに打ちひしがれていた。末っ子の彼は子供にどう対応していいのかわからず、四苦八苦していたが、次第に診察を通して子供に向き合っていく。朝倉雄介は高齢者医療に携わる中、祖母と暮らしていた頃を思い出し、貧しかった昔と、医師として歩み始めた今の自分を見つめ直していた。そんな折、高齢の女性患者の脱走に出くわしてしまう。彼女が向かった場所は――。沢井詩織は人付き合いが苦手ながらも、近頃は患者との対話にも慣れつつあった。しかし一人で回診していたある日、患者とのトラブルに巻き込まれてしまう。そして夏が終わりに向かうにつれて北海道でも新型コロナウイルス感染症が流行し、ついに空知総合病院でも感染者が確認された。研修医たちもコロナ禍で働くということを実感せずにはいられなかった。四人は医師として成長しながら、自分たちの未来の道を探し始める。空知のまばゆい日差しの中で。佐竹 アキノリ(サタケアキノリ):1992年、北海道生まれ。2014年、アルファポリス・ファンタジー小説大賞特別賞受賞しデビュー。2020年、医師国家試験合格、初期臨床研修を開始。2022年から内科専攻医として勤務中。著書に「最強騎士団長の世直し旅」(ヒーロー文庫)他、多数。ふすい(フスイ):イラストレーター、装画家。現実を土台に幻想的な透明感や空気感を表現する作風で人気。『青くて痛くて脆い』『レゾンデートルの祈り』等の書籍装画をはじめ、挿絵、児童書、広告、MVイラスト、CDジャケットのイラスト等を中心に活躍。初めての画集『Brililiant World』も話題。
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