異世界に召喚された18歳の少年がクズスキルにガッカリ。それが実はチートスキルと分かったのも束の間、王族に暗殺される!?高校三年生の無堂信人はある日突然、クラスメイトと共に異世界へ召喚される。信人たちを召喚したのは、異世界でも戦争好きで有名な国の王だった。ゲームのような『ステータス』や『スキル』が存在する世界に、勇者として招かれた信人達は、召喚の際に誰もが強力なスキルをいくつも付与されていた。だが、信人に与えられた力は『ペナルティ0』というクズスキルのみ。そのあまりの使えなさに、クラスメイトはおろか王族にまでバカにされてしまう。だが、与えられた力を信じて信人は努力し続ける。その結果、実は『ペナルティ0』は有用なものだと判明する。それは、最強の『隠しスキル』を習得するために必要な唯一無二のスキルだった―――。瀬戸 メグル(セトメグル):東北地方在住。著書に『邪竜転生――異世界行っても俺は俺』。KeG(ケージ):愛媛県在住のイラストレーター。ゲームイラスト、書籍の挿絵などで活躍中。主なラノベ作品に『治癒魔法の間違った使い方』『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』『魔女犬ボンボン』など。