発売即重版! 第3弾は昆虫の魔物から人々を守れ! 勇者になれない村人の少年が下した決断とは?村人の少年フォンシエは、カヤラ領を乗っ取っていた死霊の魔王を打ち倒し、幼馴染みの勇者の少女フィーリティアと平穏な日々を過ごしていた。ある日、カヤラ領の北では魔物がたくさん出るという噂があると、兵団に所属するアートスから伝えられる。自分の活躍の場もあるかもしれない、とフォンシエは仲間のシーナやミルカとともに向かう。相変わらずの賑やかな日々の中で、フォンシエには悩みもあった。村人だから、と共同体に加入するのを避けていたため、明確な役割も存在せず、自分にできることはなんなのか、考えずにはいられなかった。力を得てきたとはいえ、村人は勇者にはなれないのだった。佐竹 アキノリ(サタケアキノリ):北海道出身。著書に『逆成長チートで世界最強』(ヒーロー文庫)、『異世界を制御魔法で切り開け!』など。篠月 しのぶ(シノツキシノブ):イラストレーター。主なラノベ作品に『幼女戦記』など。