【電子版のご注意事項】※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。相手を観察。あなたの話を、相手はいま聞いてくれる状況でしょうか。コミュニケーションはそこからスタートします。自分のことを相手に分かってもらいたい。伝えたいことがある。でも何だかうまくいかない。足りないのはコミュニケーション・スキル?ちょっと待って。自分のことを分かってもらおうと思ったら、まず自分のことを脇に置くことが大事。相手を観察。相手はいま、自分の話を聞いて理解出来る状況かどうか想像します。コミュニケーションは、そこからスタートします。このプロセスをすっ飛ばすから、うまくいかないだけでなく、「何だか感じが悪い」ことになってしまうのです。大切なのは、観察力と想像力。そして、自分が話す前に、先に相手に話してもらい、それを聞く忍耐力です。相手をリスペクトし、丁寧に言葉を投げ返す。《コミュ障》から《コミュ匠》へ、この本がご案内します。篠崎 晃一(しのざきこういち):東京女子大学教授。専門は方言学、社会言語学。共著に『出身地が分かる方言』(幻冬舎)、監修に『ウソ読みで引ける難読地名』(小学館)、編集主幹に『例解新国語辞典』(三省堂)など。くまごろう&アソシエイツ:行政書士、企業セミナー講師、進学塾講師、教育分野ライターで構成される「コミュニケーション術研究」&「作文指導」のグループ。