全身をめぐって、体を構成する約60兆個の細胞に酸素や栄養を送り込み、その細胞が排出した老廃物や二酸化炭素を運び出す血液。血液の循環が悪いとエネルギーは不足し、新陳代謝は滞りがちになり、老廃物は蓄積していきます。肩こりや腰痛、冷え、婦人病から、カゼ、疲れ目、慢性疲労、はては生活習慣病まで、あらゆる症状・病気の原因になります。本書は、この血めぐり(=血液循環)という観点から、これらの症状や病気を予防・改善するために血流をよくする効果的な方法やコツを、現代医学、栄養学や東洋医学などの各分野から可能な限り集め、やさしく紹介した1冊です。具体性、実用性に重点をおいて編集してあるので、日常生活の中で、だれでも手軽に、すぐさま実践できるうえ、多岐にわたる内容なので、読者が自分に合った方法を自由に選ぶことできます。血行をスムーズに保って体をいきいきさせるための必読書です。