あらすじ頼竜(らいりゅう)の放った念に、高耶(たかや)はもろくも倒れた。鉄のかたまりのような念が、高耶の体を直撃したのだ。清正に抱かれた高耶は、ぼんやりと暗い視界に、空から無翼天使たちが降りてくるのを見た。天使たちは高耶を病院へ運ぶ。急を聞いた綾子は、病院へと駆けつけた。そこで信じられない言葉を聞いた。「彼は死んだ」しかも、遺体はすでに身内の人間が、運び出したというのだ…。